その時が近づいてきた!相続税改正!増税後はどうなる?

投稿日:2014年11月11日

いよいよ近づいてきました・・・。

相続税が改正され、増税されます。

そこで相続税改正について書きたいと思います。
 まず、その時期はいつなのか?みなさん覚えておいてください。平成27年1月1日からです。
 そうです、来年から増税されます。今は12月中旬ですから、約半月後には改正ということになります。

 

でも、ここで注意していただきたいのが「平成27年1月1日以降に発生した相続について」という点です。簡単に言うと、平成27年1月1日以降にお亡くなりになった方が対象となります。

 

ですから、平成26年12月31日以前にお亡くなりになった方は、相続手続きが平成27年1月1日以降でも改正前の計算方法となります。

 

では、どのように変わるのか?ここが一番気になる点だと思います。
 下記のように改正されます。

 

現在

  1. 基礎控除額    5000万円
     相続人1人につき  1000万円

現在の具体例

夫が死亡、相続人が妻と子2人の計3人の場合

 

  1. 基礎控除額5000万円+妻1000万円+子1000万円+子1000万円=8000万円

+となる財産(不動産、預貯金等)から-となる財産(借金等)を引き、+8000万円を超える場合は相続税の申告が必要となります。
 逆を言えば、+8000円以下なら申告する必要がありません。それが改正後は・・・。

 

改正後

  1. 基礎控除額    3000万円
     相続人1人につき  600万円

改正後の具体例

上記の例を引用

 

  1. 基礎控除額3000万円+妻600万円+子600万円+子600万円=4800万円

となります。

 

改正前は+8000万円まで発生しなかった相続税が、改正後では+4800万円を超えると発生してしまいます。実に40%カットです。

 

少子高齢化、合計特殊出生率1.43%(2013年)ということから、相続人の人数が減っていく時代です。そう考えると、実質は40%以上のカットと言えるかもしれません。

 

「でも、4800万円までは大丈夫なんでしょ?うちはそんなに財産ないから大丈夫」と安易に考えないでください。

 

預貯金は、何もしなければ変動しませんが、不動産は何もしなくても変動します。近くに駅が新設されて坪単価が1.5倍になった!という話も聞きます。
 坪単価30万円の土地で100坪所有していたと仮定すると、3000万円だった土地が、何もしていないのに4500万円まで上昇したことになります。預貯金等が300万円を超えていれば相続税が発生してしまいます。

 

ですから、安易に考えるには注意が必要です。

 

控除額だけではない!!

税率についても改正されます。

税率についても、改正前は各法定相続人の取得金額が2億円超~3億円以下の場合は40%でしたが、改正後は45%に変更され、6億円超~は50%から55%に変更されます。

 

その他の改正もありますが、まずは最低限として、この2つは知っておくべきかと思います。

補足として、相続税の計算は複雑です。条件を満たせば、上記以外の控除を受けることもできます。
 そのため、まず基礎控除額で計算をし、相続財産が基礎控除額を超えるような場合は、税務署または相続の専門家へ相談しましょう。

 

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